2010年7月22日木曜日

白馬 八方尾根は花三昧

北アルプス 夏山Ⅳ

          白馬 八方尾根は花三昧


 今日は、八方尾根を降ります。朝一の唐松岳の余韻を胸に気分は最高です!唐松岳唐松岳山荘、そしてハクサンイチゲクロユリに別れを告げてスタートです。いいね~深呼吸、お天気だし空気は美味い!不帰嶮をバックにパチリ。厳しそうな山容ですが、何れトライするぞ!


唐松岳と唐松山荘をあとに
ハクサンイチゲ
クロユリ
不帰嶮をバックにパチリ
 

  八方尾根降ります。まだ残雪がありますが、分かりやすい道筋、晴れていれば特に問題ありませんが、霧や靄の時など残雪部と道の繋がりが分かり難いかも。降りは早い、今の所楽です。
  少し靄てきました。丸山のケルンがハッキリ見えません。アレ丸山の前に丸山、丸坊主頭です。昨日、二人で喋ってるの聞こえてきたんです。頭を丸めるには、決意や覚悟が必要なんだそうです。みんなの党の党首みたいなことを云ってます。我々は頭を丸めるて仕事など何か失敗したりして反省、懺悔の証と単純に思ってしまう世代。床屋で店主が良いですかと念を押すとのこと。そこで決意や覚悟、思い切りの表れ『ハイ!』で坊主頭…。反省とかでなく、現状打破、一新の思いだそうです。そう云えば一層仕事にも遊びにも頑張っているネ。頑張れ応援しているヨ。坊主頭のパワー、カーッ、一刀両断!

八方尾根を降る
残雪の丸山と丸坊主
一刀両断のパワー
  
  八方尾根は花三昧です。可憐な花々が沢山咲いてます。まさに花三昧です。花も名前が分かると一層楽しいね、でも良く分かりません。写真には撮りますが、良く観察、記録しないと写真だけでは判断出来ません。間違っていたらごめんなさい。花々は、見るだけで十分楽しめ、そして癒されます。

アズマギク
マイズルソウ

コイワカガミ
シラネアオイ
ハクサンシャクナゲ

ハクサンタイゲキ

!?

ウスユキソウ

シロバナハクサンコザクラ

タカネノイバラ

 今回の山行も終盤です。もう直ぐリフトだ。あとリフト、ゴンドラで山麓です。リフトに乗ると白馬の町並みが見渡せます。下りたら温泉に入ってビールで乾杯だネと談笑。楽しい仲間との山行、計画、調整、写真提供などありがとうございました。また、機会ありましたら山へ行きましょう。期待しています。村内を巡る花三昧バスで車まで戻ります。


もう直ぐリフトだ!
白馬の町並みが…

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

この山旅でダウンしたり、花で癒されたりしながら歩いている間、中村元訳「ブッダ最後の旅」のことを考えておりました。坊主頭だからこの本を読んだのではありません。読んでいるうちに坊主でもよかろうと思ったのです。『もろもろの事象は過ぎ去るものである。怠ることなく修行を完成なさい』これが、2500年前のブッダ最後の言葉でした。旅の最後の男同士の明るく寡黙な別れというのは、いつまでも心に残るものです。ブッダの教えも、まさに時空を超えた法そのものを説いたものでした。旅は必ず終わりますが、法は終わりがない。と・・・。それでも、仰ぐ隊長との旅は、いつまでも終わらずに続いて欲しいと思う、悟りとは程遠い坊主頭の小生でした。師弟アーナンダも大いに悩んだくらいですから仕方ありませんね!しかし、我々の計画した本当の旅は、まだ始まったばかりですよね!ネバーエンディング大トレイル続編を大いに楽しみにしております。来る召集令状を切にご期待申し上げます。仲間にも感謝。(坊主頭 拝)

匿名 さんのコメント...

タカネノイバラとは、「高値のいばら」のことですか?高山植物とは思えないほど、大きくて華やかな花ですね。お金では買えない、買っては欲しくない自然の造形美そのものですね。それを克服してみたいという人間の知恵と欲求は、際限がありませんから困ったものです。みんなで、そっと見守ってあげようではありませんか。

shiun さんのコメント...

楽しい山旅ありがとございました。北アルプスの雄大な雲上の大トレイルこれからが本番ですね。体を鍛えておきましょう!続編は秋に。