2010年7月14日水曜日

白馬五竜 遠見尾根は花街道












  北アルプス 夏山Ⅰ

          白馬五竜  遠見尾根は花街道

 夏山到来です。でも、梅雨で雨模様が続きます。こんな中、元気印の友達が訪ねて来ました。早々の夏休みを取って五竜岳、唐松岳を目指したいとのこと。予定では7/3から7/5の山行です。友の元気に触発されて同行させて頂きます。そんな山行を5回に分けて紹介します。


 梅雨空です。どんよりした空模様、幸い雨は降っていません。出発です。白馬五竜エスカルプラザ山麓駅からテレキャビンでアルプス平駅へ、夏場、スキー場が白馬五竜高山植物園へ衣替え、早速、夏山の象徴コマクサが出迎えてくれます。これだけで心ウキウキ、単純明解なヤツ。この植物園は、数多くの高山植物が手近に見れる素敵なところです。これから沢山の高山植物が咲き乱れます。お勧めのポイントです。この植物園については、後日紹介させて下さい。


 地蔵の頭から山道をタダひたすら登ります。久しぶりの山行、体が慣れません。日ごろの不摂生か苦しいです。元気印は頑張ります。救いは登山道沿いの花々が身も心も和ませてくれます。いろいろな花々が出迎えてくれる花街道です。登山道は、確り整備されています。小遠見山で一休み、友が黒糖を…ジヮ~と甘い、疲れがとれるー。元気印のエネルギー源か!これから休むたび補給してくれます。
ありがとう、感謝。


 中々、周りの山並みが見えません。時たま見えたときは、感動です。オニアザミの後ろには、明日、唐松山荘への道筋が刻まれている大黒岳周辺が現れました。このときは明日あんなに苦しくなる山道とは知りませんでした。いま、改めて写真を見ると、ブキミです。中遠見、大遠見山、残雪が現れます。ガケカンバで軽アイゼンを着けて雪渓を歩きます。滑ったら谷底だねーと慎重に歩きます。五竜山荘が見えます。もう直ぐだ。白岳のクサリ場を超えて、五竜山荘に無事到着。明日朝、五竜岳を目指します。

 遠見尾根は登山道が確り整備されていました。後半、ガケ、ガレ場もあり注意が必要です。今回、大遠見から白岳間残雪があり、軽アイゼンが必要でした。白岳のクサリ場は出ていました。遠見尾根は、花街道です。まだ、時期は早いと思われましたが、花々が咲き乱れていました。山道沿いを飾るコイワカガミゴゼンタチバナなどなど多数、コバイケイソウはまだ葉っぱだけです。
 コースタイム 約6時間半(昼食、小休止含む) 
  アルプス平 8:30 ―― 地蔵の頭 9:05 ―― 小遠見山10:30 ――
  大遠見山11:53 ―― 五竜山荘14:57 

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

花街道とは素敵ですね。道がすすんでいくにつれて、高度が変わっていくと植物の種類も変わっていくのでしょうか。高山植物の名前をもっと教えてください。とても楽しみにしています。図鑑と違って、臨場感がありますね。