2010年11月22日月曜日

大峰高原七色大カエデは何処!?

信州デスティネーションキャンペーン

      大峰高原七色大カエデは何処!?

 外はお天気、小春日和だね。カミサンが遊びに来た時、信州デストネーションキャンペーンガイドブックをもらってきた。何だか良く分からないキャンペンだが、ガイドブックは良く出来ている。信州の魅力を特別企画はじめ道、歩く、食、温泉、歴史、観光…など多彩な切り口でこれでもかと満載。表紙は岡本太郎さん絶賛の万治の石仏。

信州これでもかキャンペーンガイドブック
  パラパラと頁をめくると大峰高原の七色大カエデが目に留まる。前々から一度見てみたいと思っていたカエデ、天気は良いし行こう!でも気になる。カエデは落葉樹、今日は11月21日、まだ葉っぱ付いているかな…。


素敵なカエデだ。見たい!
  
池田町へ車で向う。そして、大峰高原への登り、初めてだが、案内では、わりと直ぐのところに大カエデがあるはずだが…。大カエデは何処!?その内、左手に爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳が一望。車を止めて写真を撮る。9月に登った山々だ。良いね。良い見晴らしだ!
  同じく写真を撮ってる人に大カエデのことを尋ねると『一寸戻るようだね!葉っぱはもう付いてないよ。』とのこと。案の定落葉しているか。Uターンだ。それでも見てみたい!

爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳が一望
 綺麗に落葉している。見過ごしたんだね!道路から直ぐ傍に、樹齢250年のカエデが葉っぱはひとつも付いていない。残念。。まぁー、これも良いか…。来年はもっと早く来るからね。

綺麗に落葉している大カエデ

樹齢250年!!

 四季の移ろいて、ボーっとしていると見過ごしてしまうんだね。確り受け止めないとね。反省!でも、四季の移ろいの中でボーっとしているのが好きな私。ガッカリして駐車場で一休み。オォっと目の前に紅葉、カエデが、まだ葉っぱを付けている。二本も!!

まだ葉っぱを付けているカエデだ!

綺麗だね!

カエデの落ち葉の絨緞

素敵な紅葉
 帰りは、八坂を回って帰ろうかな!お天気は良いし、鷹狩山へ立ち寄って行こう!坂道を下っていくと北アルプスが良く見える。すっかり雪化粧だね。鷹狩山の頂上の展望台からも北アルプスの山並みが…。

八坂へ降る途中の北アルプスの眺め

鷹狩山展望台からの北アルプスの眺望
 


2010年11月7日日曜日

白馬だより 白馬三山に雪が… もう直ぐ雪遊び

白馬だより

     白馬三山に雪が… もう直ぐ雪遊び

 11月7日立冬です。冬の始まりだ。もう直ぐ雪遊びの楽しさと雪との格闘の日々がスタートします。先週は冷え込んでお山は雪が降ったみたいだ。立冬にしては、外は小春日和、ノンビリ散策に出掛けます。雪化粧の白馬三山と紅葉が素敵です。

チョッピリ雪化粧の白馬三山、左から白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳

五竜岳も

お天気が良いと白馬三山を見ながら散策が出来ます!

白馬三山を見ながら芝生でゴロリ


白馬岳(しろうまだけ)と紅葉

白馬大橋からの白馬三山

2010年10月25日月曜日

北アルプス大糸アルペントレイルⅢ 八峰キレットから五竜岳へ


 北アルプス 大糸アルペントレイルⅢ


                   八峰キレットから五竜岳へ

 サァー、休憩も終わり、いよいよ、吊尾根の分岐から八峰キレットに向う。9月19日10時スタート。風も治まり天候は申し分ない。

鹿島槍ヶ岳北峰下の吊尾根分岐から八峰キレットへ

 八峰キレットへ向うと、登山客が急に少なくなった。チョッピリ寂しい!私一人だ。時たますれ違う人に二言三言声を掛けてしまう。いよいよクサリ場、ハシゴと遭遇。繰り返し繰り返し何度も遭遇。

いよいよ八峰キレットへ、一人だ!
 注意しながら進む。クサリ場、ハシゴ、岩場、三点確保を意識して進む。長いクサリ場、末端が留まってないところは特に振られないように、注意!注意して降りていく。

注意してクサリ場を進む

三点確保でハシゴを登る

長いクサリ場、振られないように注意!

あっ、人だ!こんな道が続きます

  でも、集中していたせいか、あっという間にキレット小屋に着いた気がする。ホットする。小屋の脇で早い昼飯とする。当初、この小屋に泊まることも考えたが、早い時間帯に着き、ここでは時間の潰しようもないし、天候も良さそうなので五竜山荘まで足を延ばすこととした。


八峰キレット小屋だ!着いたんだ!?

小屋入口脇で昼食だ
 昼食も早々に済まし、五竜岳目指してスタートだ。早速、岩場、岩稜が続く、まだ厳しいなー。

岩場が続く、まだ厳しそう…
振返ると厳しい道程歩いてきたんだねー!

 五竜岳の山容が、道程はまだ半ば、まだまだあるなー!山登りて、一歩一歩の積み重ねだね。千里の道も一歩からて云うことか。しばらく進むと厳しい所も抜けて歩き易くなってきた。緩やかな稜線を進む。

五竜岳の山容が…
 
緩やかな稜線を進む

 お天気は良いし、快適である。眺望が素晴らしい!立山、剣岳の大パノラマを見ながら、のんびりと稜線を歩く。毛勝三山も見えてきた。こんな日に巡りあうと山登りて止められないなー。

立山、剣岳の眺望!

毛勝三山もよく見える

 その内、北尾根ノ頭に着いた。あと、五竜岳まで2時間ほどか。一息入れて五竜岳へ向う。

一寸見えにくい北尾根ノ頭標識


五竜岳まであと2時間ほどか

また、厳しい道程になるのかなー

 段々厳しくなってきた。しばらく行くと岩稜がそそり立つ、まるで要塞のようだ。これを越えないと五竜岳に辿り着かない。


岩稜がそそり立つ、要塞のようだ

 振返ると鹿島槍ヶ岳がだいぶ遠くに見える。こんな厳しい所歩いてきたんだね。五竜岳の方が近いね。もう、歩を進めるだけだと言い聞かせる自分!

鹿島槍ヶ岳からこんな厳しい所歩いたんだ

 こんなガレ場を登って来たんだね。石を転がさないように、転ばないように注意しながら登った。実に登りにくいね。


登って来た長いガレ場

こんな所でホットするハハコグサ

 五竜岳への詰めは、岩場が続きます。迎えてくれた仁王門、勝手に命名。クサリ場も続きます。キツイ登りが続きます。三点確保で注意して登ります。タダひたすら登ります。五竜岳の頂上に近づく気配を感じます。


仁王門のような岩が!?

クサリ場を注意しながら登ります


また、クサリ場が…

岩場にこんな花が、頑張って咲いてます

 ようやく、八峰キレットと五竜山荘の分岐に着いた。7月の初め、雨の中、五竜岳に登った時に、ここから八峰キレットへ行くんだと仲間と話した分岐だ。ここからは、頂上は、もう直ぐだ。到着です、五竜岳山頂だ。着いたぞ!!


この分岐から頂上は、もう直ぐ


着いたぞ!!五竜岳頂上だ
 五竜岳頂上から、唐松岳、天狗ノ頭、白馬三山一部が見える。もちろん剣岳も、歩いてきた鹿島槍ヶ岳、そして槍ヶ岳が見える。前回は雨で何も見えなかったが、今回は360°まる見えだ。凄い!

唐松岳、天狗ノ頭、白馬三山一部かな

剣岳、何時か登りたいね
遠くの槍ヶ岳も

今日登った鹿島槍ヶ岳

  眼下に今日泊まる五竜山荘が見える。1時間ほどで山荘に着いた。一安心である。ここまで来れば、明日は4時間ほど降るだけである。山荘は、案の定満員で、夕食は4回目19時45分から名物のカレーとか。寝床は寿司詰めだ。眠れないなー。

今日泊まる五竜山荘、満員である

 朝方、雨だとの声。朝食は5時から並んだ順だ。今日は急ぐ必要はない。ゆっくりと食事をした。気になるお天気、外に出てみる、小雨だ。今の内にに降ろう。今日は遠見尾根を降るだけ、カッパを着たり身支度を整えて、出発だ。

 連休のせいか、遠見尾根の降りは渋滞だ。色とりどりのカッパが並ぶ、団体さんは親切に道をあけてくれる。ありがとう!西遠見山、大遠見山、中遠見山と一気に降る。小遠見山で休憩だ。雨も止んできた。前来たときは生憎のお天気で何も見えなかったが、今日は、雨が上がり、空気が澄んでいるせいか360°良く見える。ここって、ビューポイントだね。槍ヶ岳も見えるんだ。遙か霞んでいるが八ヶ岳かなー。南アルプスかなー。



ビューポイントだね!小遠見山

小遠見山からの槍ヶ岳

遙か彼方に八ヶ岳かな?

南アルプスかな!?
 小遠見山は、眺望の素晴らしい所でした。下からゴンドラ乗って1時間半位歩くと来れるんだ。トレッキングに最高だね!見惚れて一寸長いの休憩でした。一気に降ります。地蔵ノ頭に着きました。もうあとは、テレキャビンに乗って降りるだけだ。


地蔵ノ頭、あとはテレキャビンで降りるだけ!
 地蔵ノ頭から下りのテレキャビン乗り場の間は、白馬五竜高山植物園ですが、今頃は花が咲いているのかなー。ノンビリ散策します。リンドウ、コウメバチソウ、そして、まだコマクサが咲いている。アサマフウロも!

まだコマクサが…
素敵なアサマフウロウも!
 テレキャビンで山麓駅へ。エスカルプラザで生ビールで乾杯!素晴らしい山行も、これで無事終了だ。この道中、山ガールもそうだけど山ボーイもハツラツと輝いていたね。山ガール効果かな!?チョッピリ、オールド山ボーイも頑張っちゃったかなー!楽しい山行でした。

 前後しますが、7月に五竜岳から唐松岳までの山行をブログで紹介しています。よろしかったらご覧下さい。
  
  ☆ 北アルプス 雨の五竜岳から唐松山荘へ

  ☆ 朝日輝く唐松岳からの眺望

  ☆ 余談 唐松山荘で孤高の人と



 《参考タイム》  2010.9.19―20

    吊尾根分岐10:00―八峰キレット―11:00キレット小屋〈昼食〉11:15―
    ―12:12口ノ澤のコル―12:45北尾根ノ頭〈休憩〉12:50―14:33五竜
    岳頂上〈休憩〉14:50―15:40五竜山荘〈泊〉6:50―7:38西遠見―
    ―8:10大遠見―8:45中遠見―9:05小遠見〈休憩〉9:28―10:13地
    蔵ノ頭―五竜高山植物園―10:56アルプス平―テレキャビン―11:04山
    麓駅―エスカルプラザ