2010年8月24日火曜日

白馬の森 白馬三山

  白馬の森   久々に白馬三山が…

 朝早く散歩していると久々に白馬三山が顔を覗かせています。おはよう!と声を掛けます。右から白馬岳(しろうまだけ)、杓子岳、白馬鑓ケ岳の三山。何時見てもこころ惹かれる山々です。これから朝日が昇ってくると山々が輝き始めます。


早朝の白馬三山、お日様が出てくると輝き始めます

2010年8月20日金曜日

白馬だより 青木湖 ハートな湖カヌーでぶらり周遊

  青木湖 カヌーでぶらり周遊

 白馬村から20分程のところにお気に入りの湖、ハートのような青木湖があります。今日は、カナディアンカヌーでぶらりぶらりと巡ります。
 ハートの湖はカップルのハートに!?小さな湖ですが実際には飛行機かヘリコプターでないとなかなかハートの形は確認出来ないと思います。かろうじて保証は出来ませんが鹿島槍ヶ岳スキー場や簗場スキー場での熱気球体験で乗って確認出来るかな~!

素敵な湖カナディアンカヌーで巡ります
  青木湖は、流入河川が少なく、湧水が見えるなど透明度の高い湖です。信州一の透明度です。湖面周囲が僅か6.5kmと小さな湖ですが、深さ58mと深く、水量豊富な湖です。信州で一番大きな湖、諏訪湖の80%位の水量です。


 この青木湖の南に更に小さな湖、中綱湖、その南に青木湖より大きな木崎湖、三つ総称して仁科三湖と呼ばれています。

ノリウツギかな!
 岸辺の花々も彩りを添えます。

枝先が紅葉しています
 青木湖から、白馬三山が見えるの知っていますか。う~ん、残念、今日は雲で、見えません。見えるといえば、水が冷たいせいか8月の中ごろまで日没になると平家蛍が飛び回り、怪しい光は、なかなか幻想的です。

白馬三山が雲で見えません
 のんびりぶらり巡ります。もともと紅いのかな!紅葉は早いよね、立ち枯れではないよねー。

もう紅葉!?
 いろいろな花々が… 

クズの花が

小さな小さな小島に花が

ヤブカンゾウかな


 一寸、ミステリアスな一面も神秘的な湖です。時には映画の撮影現場に…
角川映画犬神家の一族の撮影現場、あのシーンです!

 お盆の時期は、キャンプ場は、最盛期のようです。
賑わいあるキャンプ場
 
湖を一回り巡り、帰り道、湖沿いの道端にウバユリガ咲いていました。

湖沿いの道端にウバユリが…
 佐野坂の近くでは、オオハンゴンソウが群落をつくり確りと咲き誇っています。凄いな!

オオハンゴンソウが…立派だな!


オオハンゴンソウの群落
 青木湖は素敵な湖です。一度訪れて見て下さい。スケッチにも良いポイントがあります。探してみてください。あなただけのポイントを!

2010年8月13日金曜日

白馬だより 雨飾山 天空への花街道 

    雨飾山 天空への花街道
                   お花畑は笹平
                       その2
 
 その1で雨飾山の山行の様子を紹介しました。今回は、その2として、出会った花々を紹介します。野趣豊かな花々が確りと咲いていました。花々も雨飾山の魅力のひとつです。荒菅沢を越えての急坂は天空への花街道の入口です。登るに連れていろいろな花々が顔を覗かせます。花を愛でながらの登りは苦しさを忘れさせます。
 
ブナも雨飾山の魅力のひとつ

ニガナ 

シロバナヤマホタルブクロ

クガイソウ

ウツボグサ

ウツボグサが沢山咲いてます

タカネナデシコ

ヤマハハコ

オオバギボウシ


ハクサンフウロ

ハクサンフウロは可憐な花です

ツリガネニンジン

オタカラコウ

マルバダケブキ

シモツケソウ

右も左もお花畑

一際目立つニッコウキスゲ

シモツケソウやツリガネニンジンが


山頂までお花畑は続きます

2010年8月12日木曜日

白馬だより 魅惑の山 雨飾山

       魅惑の山  雨飾山
              日本百名山
                       その1

 白馬村からお隣の小谷村へ、小一時間のところに魅惑の山、日本百名山のひとつ雨飾山があります。梅雨明け10日過ぎの平日、曇り気味のお天気ですが、日帰りで行って来ました。今回は、2回に分けてご紹介します。はじめに、《その1》山行の様子、そして《その2》楽しませてくれた花々などを紹介します。
 
魅惑の山 雨飾山

 車で148号線、小谷村に入って、トンネルとトンネルの間の信号を右折して、しばらく走ると小谷温泉山田旅館脇を通り、雨飾荘、そして鎌池方面との分岐を右へ、雨飾山登山口キャンプ場前の駐車場へ、すでに5台ほど止まってます。各方面から来てるんだね。結構人気があるんだー。身支度をして登山届けを出してスタートです。


分かり易い雨飾山の案内図

 登山口から100メートルほど降って行く、湿地帯に木道があり、快適である。頂上まで4400メートルの行程を11区分して400メートル毎、指標があり、例えば4/11の指標はスタート地点から1,600メートル歩いたと言うこと、ペース配分しやすく登山道も整備され分かりやすい。その内、目の前は急登、小さな九十九折、登ります。それほど苦しくはありません。最近五竜岳など登っているせいか、山に体がなれてきたのかなー。まだ始まったばかりか…。その内、ブナが、大きなブナが、何本も、素晴らしい。見上げるとやさしい木漏れ日が…。何時見てもブナは素敵だ、何か癒されます。下を見るとウワァー凄い根っ子だ、こんなに出ちゃってる!この辺ブナ平!?

素敵な大きなブナが何本も…


網目はブナの根っ子
 急坂が続きますが、ブナを愛でながら登ります。登山道の真中にメスのクワガタガが潰されるぞ!よけて登ります。その内、急な下り坂、残雪が見えます。荒菅沢か…。

登山道の真中にメスのクワガタ
荒菅沢かな残雪が!

 降り終えると荒菅沢は上の方から下の方まで雪渓が横たわります。今年は雪が多かったのかな。水場付近は沢が見えています。

横たわる残雪の下から水音が…

水場辺りかな!

 残雪を通る風は、心地よいです。残雪の下から水音が聞こえてきます。一寸気になり、水場へ行くのは避けました。残雪を超えると急登が続きます。ひたすら登ります。その内、左の方に布団菱が望めます。

大きな岸壁布団菱
 
 登るに連れて、登山道の両脇には、さまざまな花が顔を覗かせます。天空への花街道です。花を見ながら進みます。ウツボグサなどいろんな花が…。
天空へ


ウツボグサが…
  登りも終わり、ようやく笹平へ、ササより花々が目立ちます。緩やかな起伏の花畑です。右も左も花々が目を楽しませてくれます。素敵です!魅惑の山だ!
雨飾山山頂と金山への分岐


お花畑にはニッコウキスゲも
 しばらく行くと窪地に、標柱小谷登山口と梶山新湯への分岐が、ここから山頂まで登りです。あと僅かです。山頂まで花々が咲き誇ります。
小谷登山口と梶山新潟の分岐


花々を見ながら山頂へ
  ようやく山頂へ、石仏と石祠のある北峰へ着きました。蝶々が乱舞しています。南峰はここからさほど離れていません。僅かです!

石仏・石祠のある北峰

北峰から望む右手標柱が見える南峰
 日本百名山雨飾山1,963メートル登頂です。南峰で記念撮影。お天気が気になります。折角の360度の展望が…。魅惑の山は、またいらっしゃいと微笑みます。また来ますよ!今度は紅葉の時期かなー。

ハイ、パチリ

360度の展望が望めません!
 お天気が気になります。来た道を一気に下ります。急ぎますが降りは慎重に!笹平、荒菅沢、ブナ平、山行もいよいよ終わりです。素敵な山でした。何度も訪れたい魅惑の山でした。帰りは、小谷温泉奥の湯村営露天風呂へ野趣満点の温泉で疲れた身体、身も心も癒されます。無料いやお気持ちを忘れずに!車に乗るとフロントに雨粒が、帰りは雨です。

 山行タイム《参考》
  登り 3時間40分
    登山口 9:00―ブナ平 9:40―荒菅沢10:23
                         ―笹平12:10―山頂12:40
  降り 2時間16分
    山頂13:10―笹平13:34―荒菅沢14:18
                       ―ブナ平14:50―登山口15:26