2010年3月24日水曜日

東山の『きこりの道』を手作りスノーシューで嶺方(みねかた)へ
















 暴風から雪になった21日、友達が訪ねて来た。その日は、五竜のナイターで雪の中テレマークで遊ぶ。明日晴れたら東山のきこりの道をスノーシューで“みねかた”へ登ろうと相談。
 
 天気予報はハズレて晴れです。サンサンパークに車を置いて堀之内から登ります。私は愛用の手作りスノーシュー《写真》を履きます。今回は一部改造をしました。踵部分が沈むので、ロープでその部分に横にステーを設けました。 昨日の雪で民宿脇の登り口からきこりの道へ、しばらく進みます。雪道は分かりずらいです。“みねかた”への登り道が分かりません。そのまま、アニマルトラックなど見ながらウサギだ、キツネだ、何だーなど他愛もないことを喋りながら歩きます。その内、水音が聞こえます。進むと沢にぶつかりました。かなり水が流れています。幅1.5メートルほどで渡れません。細いところを探します。一寸下のほうに小さな橋らしき物が見えます。小さな橋の上に雪が細く乗ってます。その真中辺にそっとスノーシューを乗せもう一方を対岸に、無事二人とも渡りきり、大分進み“みねかた”の登り口が分からないまま歩いていると白馬三山、唐松岳、五竜岳が一望できるテラス?!で休憩。
 雲もなく北アルプスの山並みが迫り、大パノラマに感激!この感激で満足して“みねかた”に登らずに帰るかー。このお天気に登らずに帰れるかー。しばし葛藤、ここから急斜面を登ると英断。馬鹿いい加減にしろよと思いつつ登り始める。滑ります。ストックとスノーシューを上手く使いながらグリップを利かせ登ります。手作りスノーシューも頑張ります。木々が遮ります。回り込んだり乗り越えたり、ひたすら登ります。以外と早く登りきりました。ウア~目の前にみねかた山頂の歩くスキー・スノーシューコースが見えますがその前に深い谷が~!アー降りて登るのかー、もういいよー。沢筋を越えたと云う事はこう云う事か!間もなく登ってきた友が、 左の方の峰、つながってる見たいですねーと救いの言葉。行けそうです。ホホ…。
 キツネの足跡の横を木立の中を歩きます。楽チン楽チン。その内登り斜面が、先ほどの急斜面と比べれば楽ですが、到る所 藪が遮ります。苦労します。苦労します。マキマス!何とか登り切りました。コースが下に見えます。“みねかた”です。どの辺に着いたか気がかりです。小屋が見えます風の館の側のビューポイントです。目の前に小蓮華山、白馬三山、八方山、天狗ノ頭、唐松岳、五竜岳、鹿島槍ガ岳と続く山並みがダイナミックに広がります。すべてが一望できます。ラッキー!昼飯が実に美味い。入れてくれたコーヒーがこれまた美味い!景色のせいですヨと友が妙に納得。

 次回はここからハイランドまで温泉にも入りたいネとの話。コースのどの辺から行けるかと下見。ほぼコースを一周してしまいました。疲れました。美味しい山のケーキ屋さんルフレで休憩です。パイ生地を使ってないからアップルケーキかな。注文、コーヒーも。ケーキは程よい甘さと酸味が疲れを癒します。旨い!オーナーに堀之内までの帰り道を尋ねます。何故って!見当違いのところから登ってきましたので、ノーマルルートを教えて頂きました。親切に図解入りで詳しく教えて頂きありがとうございました。お陰様で1時間足らずで堀之内まで帰ることが出来ました。あ~今日は疲れたー!!でも満足。

2 件のコメント:

shiun さんのコメント...

今回、正しい「きこりの道」は歩けませんでしたが3月の半ば過ぎての雪の素晴らしい景色を見ながらのスノーシューは楽しかったです。斜面の直登は、足に応えました。みねかたクロカンコースに合流はうれしかったです。みねかたからの白く輝く白馬の山々は最高のご褒美でした。

匿名 さんのコメント...

俊一さん、今度わたしにも山スキーを教えてください。私をスキーに連れてって。お願いします。